本日12月28日は、整形外科クリニックの今年最終出勤日でした。
毎回、慌ただしく時間が過ぎていくのですが、本日は更に慌ただしかった。
本日より、正社員入社
始業の30分前(14時30分)にクリニックに到着したのですが、到着するなり院長から以下のようにお願いされました。
どうやら昼休憩中に面接に来た作業療法士さんが、即正社員採用され、本日の午後から働くことになったようです。
クリニック自体も明日が今年最終開院日。来年からの方がキリが良かったのでは??っと思っちゃいました。。
ただ、このOTさん人柄が温厚で話しやすく、見学も熱心で、非常に好印象な方でした。
本日は10才女の子がリハ卒業
本日のリハ卒業者は、オスグットシュラッター病と診断された10歳の女の子。
院長は、部活のバレーボールにおける「頻回なジャンプ」が誘因になったのでは?と仮説立てて、リハと超音波が処方されていました。
リハビリは週1回を計3でしたが、大腿四頭筋(主に大腿直筋)のストレッチ方法を何パターンも指導したのをキチンと覚えてくれ、症状が消失し、無事に卒業です。
毎回「(クリニックに置かれてある)漫画・鬼滅の刃」をリハ室に持ち込み、リハ後に漫画を読みながら超音波を当てて(ご家族と一緒に)帰っていく子でした。
坐骨神経痛が著効に改善した椎体固定術後の患者さん
今日も(いつもの如く3時間勤務のうちに20分リハ予約が9人分ギッチリ埋まっていて)慌ただしかったのに加えて、隙間時間に新入社員さんの質問に答えたりとヘロヘロになりました(汗)。
で、終了かと思いきや院長先生よりお呼びがかかり、以下のお願いをされました。
当院以外にも複数の病院へ行ったが症状が坐骨神経痛が改善されない患者さんがいるのだが、リハでどうにかならないか?就業時間を超えて申し訳ないのだが・・
そう頼まれると断りにくく、その横の診察椅子には心細そうに座っている高齢男性がいました。
画像所見では、約10年前に施行された椎体固定術でTh11-L5が固定が映し出されていました。
でもって、今月中旬より急に下肢症状が出現してきたとのこと(坐骨神経痛と診断)。
ここでは結論だけ記載しますが、問診・臨床推論の結果、PNFを応用した手技による刺激が著効を示すことが分かり、その手技を持続的に加えることでみるみる症状が低減、最終的んは坐骨神経痛を消失させることが出来ました。
整形外科では、稀に上記のような「特異的かつ劇的な症状改善」を目撃することがあり、こういう経験を蓄積できるのが非常に有難いと感じます。
お爺さんの表情は「診察室で初めて見た時とはまるで別人のような明るい表情」になっており、その表情を見ることで今日の疲れが全て吹っ飛びました。
最後に良い経験で今年のクリニック業務を終えることが出来て満足です。
早速、今回の症例もデーターとしてまとめます
整形クリニックの担当患者さんは、「評価解釈・施行したアプローチ方法+変化点・臨床推論」を全員データとしてまとめているので、この方も早速まとめておきたいと思います。
来年も、良い仕事が出来るよう精進します!